今まで無意識に頑張ってた。もう頑張らなくていい。
私はHSPだ。
最近、やたらと聞く「HSP」。
繊細さんのことですね。
昔からHSPの症状が強かったけど、名前がなかったから
「うつ病なんじゃないか?」
「みんなこうだけど、それを上手く生きるのが大人なんじゃないか?」
とか誤った考えをしていた。
HSPという言葉ができて、認知度が高まってくれて嬉しい。
例えばどんな症状かと言うと、
・大勢でご飯食べているとき「醤油とって」が言えない
・家族なのに、家で鉢合わせると声を上げて驚く
・人と会ったあとはドッと疲れる
・映画やドラマを見ると感情を持っていかれるから疲れる
などなど。
一番困るのが3つ目の「人と会うと疲れる」ところ。
ずっと「今、私がこれを言ったら相手はどう思うか」ということを毎ターン考えて会話するもんだから疲れる。
その場の空気に合わせた発言をしたり、思ったことを言えない。
私はちょっと人と変わっているから、私の考えをそのまま言っても受け入れてもらえないの分かっているから尚更。
HSPだと、自分がまわりに気を使うぶん、周りの人が気を使わないことがとても目立って、相手のことが嫌いになりそうになることも多くて。
自己嫌悪につながるから疲れる。
許容度が低くなるのもHSPの特徴だと思う。
竹内結子さんもHSPだったんじゃないかな?
熊本に毎月多額の寄付をしたり、山口もえさんがコロナから復帰したときも快気祝いを送ったり。
人に気を使う優しい人は、人が身勝手な行動をすることが理解できずに悩む。
ただのその人の気質なのに、「私がずっと前◯◯したからこの人は今こうやって仕返しをしてきているんじゃないか?」とか。
ずっとずっと考えなきゃいけなくて辛い人生なのです。
でも、HSPだからって普通に生きていかなきゃしょうがないわけで。
HSPだからって飲み会や友達との遊びを全て断ってたら、ツケが回ってくるのは自分自身。
結婚も一生できずに、一人っきりで人生過ごすことになり、会社でも孤立して居づらくなる。
それを回避するためにできるだけ明るく、楽しく「普通の人と同じように」過ごそうと思ってきた。
デート前は駅の自動販売機でレッドブル一気飲みして望む。
そうしないとテンション上げて振る舞えないから。
見たことありますか?
駅のホームとかで年頃のヒールはいたおしゃれした女の子が日中にレッドブル一気飲みしてるのを。
そうしないと元気でないからね。
仕方なかった。
当時はみんなが普通にできていることを普通にやるため、自分に足りないところはどうにか頑張って努力して乗り越えてきた。
でも、もう頑張らなくて良いんじゃないかと思った。
一度結婚を経験し、間違いなく結婚する相手が悪かったのだけど、結婚の大変さを知ったし、結婚をしたら独身が羨ましくなることも知ったから、独身で居ることが怖くなくなった。
一生懸命、探せば一生をともに出来る人と出会えるかもしれないけど、もうそんなに頑張らなくていいんじゃないかって。
1人で生きていくお金だけあれば、何も不自由しないと思う。
絶対いつか寂しくなるときは来るけれど、配偶者を亡くした人だってなくしてから10年20年と一人の時間を過ごすことになるし。
とにかく、今はお金だけ稼ごう。
お金稼ぐこと=本業と副業、これも頑張っていることになるけど、これは最低限。
お金だけは絶対に必要だ。
例えば、「家ついてってイイですか?」に出てくる、どんなに幸せそうな家族でも、6畳一間のボロアパートに6人で暮らしていたら、私はどこかかわいそうな目で見てしまう。
でも、華原朋美とか浜崎あゆみとか、未婚でもお金のある子育ては全然プワーに見えないんだよね。
これは完全に私の個人的な価値観なのだけど。
だから、お金は絶対に絶やさない!
あと、今まで無意識に頑張っていたこととして、一人暮らし。
「今頑張ってるなぁ」なんて思わなかったけど、実家で暮らしてみてすごく頑張っていたんだなぁって。
手料理作って、掃除して洗濯して。
頑張ってたよ私。だから実家で暮らせるうちは実家で暮らす。
一生実家で暮らしていて、自己成長しないよ!とか咎められるなら分かるけど、一回10年も一人暮らししたんだからいいでしょ?
結婚だって、1回もしたことないのに「結婚のメリットって何?」っていう人いるけど、それはただの負け組。
一度結婚したことある私が言うならいいでしょ?
そうやって、30才からは自分の価値観で、ちょっと生きてみようと思います。
今まで人の価値観で生きてきた私。30代になってようやく自分の人生を生きている気がします。