リチャードブログ

思いの丈をつづります

スムージーが飲みたくなった話

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スムージーとは、

凍らせた果物、又は野菜等を使った、シャーベット状の飲み物である。クラッシュドアイスを使用したフローズンドリンクやフローズンクテル、アイスクリームと牛乳で作るシェイクなどにも似ているが、こちらは材料そのものを凍らせて使用する。 ”

 

by wikipedia

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2ヶ月くらい前、大量のりんごをダンボールで貰ったが

りんごが好きでない私はしばらく部屋の隅にそっとしておいた。

 

日が経つにつれりんごは甘い香を漂わせ、

徐々に食糧から芳香剤へ変わりつつあった。

 

そして昨日、部屋の片づけをしていたら

薄々気づいてはいたものの、「りんご邪魔だなー」と改めて思った。

 

これだけ良い香りを漂わせているということはきっともう腐りかけだから

捨てなくちゃいけないんだろうなと思った。

 

ところがダンボールの蓋を開けて見ると、

数個シワシワになって再起不能な個体があったものの、

ほぼ無事で固い状態であることが分かった。

 

りんごは我々が想像しているより遥かにたくましい食べ物で

バナナに次いで利便性の高いフルーツであると認定した。

 

バナナの素晴らしさについては後日時間があるときに説きたいと思う。

 

さてりんごの話に戻り、ミニマニストの私は全て捨ててしまおうかと思ったのだが、

捨てるにも重すぎるので、何か方法はないかと考えたところ

思いついたのが、今流行りのスムージーにしてしまうことだった。

 

スムージーならばりんごを一気に大量消費できるのではないかと思ったのだ。

 

スムージーは今凄く流行っているし、

そんなに好きではないりんごもスムージーならば美味しく頂ける気がした。

 

そう思ったらすぐさまスムージーを作る機械が欲しくなった。

このりんごが腐る前に。

時は迫っている。

 

 

 

「スムージーを作る機械」

 

 

 

と言われて連想するものは以下2つだった。

 

・バイタミックス(10万くらいするミキサー) ※港区男子から非常によく聞く製品

・ミキサー(2000円くらいで買えるイメージ)

 

 

一体何が違うのだろう?

一刻も早くりんごが腐る前にミキサーが欲しい私はすぐに調べ始めた。

 

するとミキサーには主に2種類存在することが分かった。

 

一つは「スロージューサー」と呼ばれる100%果汁だけでジュースが作り出せる機械。

もう一つは「ミキサー=ブレンダー(外国名)」と呼ばれる果物に水分を加えてジュースを作る機械。

 

まずここまで理解するのに30分は要した。

 

どんなミキサーも水分無くして果汁100%のジュースが作れると思っていたからだ。

 

本当に「ミキサー」と呼ばれる機械にそれができないのか信じがたく

しつこく調べた結果、ようやくないことが分かった。

 

果汁100%のジューズが飲みたかったものの、

その「スロージューサー」と呼ばれる機械のデメリットは

こう「ガーーーーーッ」とはできないのである。

 

ミキサーといえば「ガーーーーッ」というイメージだが、

「スロージューサー」というのはどうやらゆっくり抽出することで

果物を水分とカスに分類し、100%のジュースを絞り出すイメージらしい。

 

Youtubeの動画も見てみたのだが、

その「スロージューサー」というのはまず自分である程度細かく果物を削る必要がある。

 

好ましいのはりんごであれば1センチ角だそうだ。

 

そしてその細かく切った果物を順に

細い通路に入れていく。

 

前のりんごさんが粉砕され終わったら次のみかんさん、

つぎは人参さんですよー、あらあらイチゴさんは順番まだですからね。

焦っちゃ駄目ですよ〜。

 

・・・毎朝健康のためにスムージーを飲もうと思っていたのに、

毎朝りんごを1センチ角に刻み、りんごさん、人参さん、いちごさんの

順にゆっくりと投入していく時間はどこにあるだろうか。

 

 

ロングスリーパーのわたしにはない。

 

 

 

だから私に残された選択肢は

「ガーーーーッ」と削るいわゆるミキサーである。

 

こちらはとにかく原始的な手法で、

「いかに鋭い刃を持ち、いかにパワーがあるか」これでスムージーの美味しさが決まるそうだ。

 

たくさん砕き、短時間で勢い良くかき混ぜたものが強し。

 

超シンプル☆

 

 

悔しいのは、私がこの結論にたどり着くまでになんと1ヶ月も要してしまったことだ。

ミキサーは無限に種類があり、

すべての機種の一長一短をエクセルでまとめて比較しないと気がすまない私には

この結果は些か納得できなかった。

 

現代においてこんなシンプルな論争あるだろうか。

 

他の家電だったら

こちらの洗濯機は風アイロンがついていてアイロンいらずなんです、とか

取っ手が取れて、蓋もついてて余り物を鍋に入れたまま冷蔵庫に収納できるんです、とか

冷凍庫に保存していたお肉が出した瞬間切れちゃうんです、とか

よっ!さすが2017年!という感動する機能とかあるのに。

 

ミキサーは至ってシンプルでした。

 

結局、当初第一印象で買おうと思っていたPanasonicの

ファイバーミキサーに決めました。

 


パナソニック ミキサー レッド MX-X301-R

 

こちらはすべてが星4つくらいのバランスの良い日本向けの製品。

 

★消費電力は255W(ミキサーはこの消費電力がパワーとイコールとなる)

★刃はチタンコーティングされているから、(ようわからんが、チタンでコーティングされてると良いとのこと)

★氷も粉砕できて、かき氷も作れるそう。(氷が砕けないミキサーもある。知覚過敏の私は必要なし!)

★そしてこれだけのパワフルさなのに音もそれほどうるさくない(らしい)。

★そしてワンタッチでずっと回っててくれる(びっくりしたのは、ボタンを押してないと動き続けられないミキサーがある。T-fa◯など)

★さらに、連続稼働時間4分!4分経過したら2分休めばOK!(これも驚き。これよりもおしゃれな機種では連続稼働時間2分、2分経過したら30分休ませるというのもある)

 

うーん、、、ミキサー界はスロージューサーに力を入れすぎて

ミキサーには目新しい機能はないみたい。

 

あ、1個だけあった!

TESCOMのこちらのミキサー!

真空にしてくれる!

泡が立たないから滑らかで美味しいみたい♪

あと、真空だから保存ができる♪順番に起きてくる家族がいたら便利だね!

 

 


テスコム 真空ジュースミキサー シルバーTESCOM TMV1100-S

 

ところで

 

スムージーが飲みたいと思っていた私だったが

スムージーはどうやら冒頭の通りシャーベット状の飲み物とのこと。

全て調べ終えた今、気づいた。

 

知覚過敏の私には非常に不適応な飲料である。

 

こんなに時間をかけて調べたのに、

そして何より流行りに乗りたかった、、

 

 

私が飲みたいのは実はスムージーではなく、単なる”ミックスジュース”である可能性が非常に高い。