リチャードブログ

思いの丈をつづります

幸せになる勇気とは 〜原田龍二の妻から解く〜

幸せになる勇気というをご存知だろううか。

ベストセラーとして空前のアドラーブームを巻き起こした『嫌われる勇気』の完結編だ。

 

 

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この本の結論を一言でまとめると、「幸せになるには今この瞬間を楽しめ!」ということだ。

 

『幸せになる勇気』では「今目の前にいる人と楽しくダンスを踊るのです」と表現されている。

本を全部読まないとこの表現の理解は難しいだろう。

 

私はこの本を読んですごく感動し、気付かされた。

確かにそのとおりだと思った。

この本を読んだのは3年くらい前のことであるが、

未だにこの言葉は忘れず心に留めている。

 

この言葉もしっかり覚えているし、非常にAgreeなのだが、

なかなか実践できないのが難しいところである。

 

 

 

「今目の前にいる人と楽しくダンスを踊るのです」

とはどういうことか。

 

それは簡単なようで実は難しいのではないか、と私は思う。

 

例えば今日の原田龍二の謝罪会見で

 

記者「奥様はどのような反応をされていましたか」

原田龍二「妻は非常にできた妻で『原田アウト』と言ってくれました」

 

という質疑応答があり、会場は少し笑いが起こった。

 

私はこれこそがアドラーの心理学でいう

「今目の前にいる人と楽しくダンスを踊るのです」

ということではないかと思う。

 

世間の人はきっとなんて素敵な奥様だろう、心の広い奥様だと思ったはずだ。

亭主の不貞を許し、責めるでもなく笑いに変えるなんて

原田龍二が言う通り「よくできた妻」である。

 

しかし、これは一見原田龍二を助けているように見えて

実は自分の心を救っていることになるのではないかと私は思う。

 

通常、不貞を働いた旦那の妻は世間から「可哀想」「不憫」「旦那大切にされていなかったんだ」というレッテルを貼られてしまう。

 

このレッテルを剥がせるのは妻自身しかいないのではないだろうか。

簡単に言ってしまえば、気の持ちようでどうとでもなることなのだ。

 

大抵、不倫された妻はこのような発想になるだろう。

 

 

不倫をされた→裏切られた→可哀想な自分→世間からの哀れみの目→プライドが傷つく→どうして自分のいちばん身近な存在にプライドを傷つけられなくてはいけないのか→離婚だ!

 

ゆうこりん然り袴田吉彦の妻然りである。

子供がいても離婚という道を選択することになってしまうのだ。

 

しかし原田龍二の妻はどうか。

 

不倫をされた→しかも4WD不倫→まさかのアパ超え→しかもインスタのDMで知り合ったファン・・・→子ども二人→子どもたちはどんな顔して学校へ行けばいいの→私の人生終わった

 

となるところ、

 

不倫をされた→4WD不倫?!→まさかのアパ超えw→どんな気持ちでガキ使出てたんだよwww→てかインスタのDMで知り合うって旦那やばすぎじゃね?!→子どもにはなんていうか、、、うーん考えてもしょうがない!→「原田、アウト!」

 

おそらくこんな思考回路なのではないだろうか。

 

もしかして原田龍二の妻が出家レベルに卓越した奥様であれば

 

不倫をされた→しかも4WD不倫→まさかのアパ超え→しかもインスタのDMで知り合ったファン・・・→子ども二人→子どもたちはどんな顔して学校へ行けばいいの→私の人生終わった→でも夫には今までお世話になった。いい面もある。→旦那も辛いはず・・私以上に。家庭を明るくしなきゃ!→「原田アウト!」

 

という思考回路にもなるのかもしれない。

しかしこんなできた妻は令和において存在するのだろうか。

妻が収入を持たず、夫に養ってもらっていた頃の昭和妻ならばあり得ただろう。

しかし妻も自立することができる現代においては少ないだろうと思う。

 

アドラーの心理学における「幸せになる勇気」を持つということは

2番目のパターンを指しているのだと私は思う。

重要なのは、「うーん考えてもしょうがない!」の部分だ。

 

そう、人生は先のことなんて考えてもしょうがないのだ。

 

今を必死に楽しむことで明るい未来が待っているし

何も考えないことが一番なのだ。

 

だがしかしそれが難しい。

 

だから「勇気」なのだ。

 

パラレルワールドのことなんて考えだしたらきりがない。

もし違う人と結婚していたらもっと楽しい人生があったのかもしれない。

もし違う大学に行っていたらまともな友人に囲まれ自分を保てたかもしれない。

もしあの人とずっと付き合っていたらこんな辛い思いはしなかったかもしれない。

 

こういう思いを持ったって

まだ2019年においてはタイムループもできないし、

時代を遡って選択を変えることもできないのだから

今この瞬間を楽しむだけで良いのだ。

 

逆にドラえもんの世界になったら大変かもしれない。

いろいろなパターンを試して最高の幸せを掴みに行かないといけないとしたら・・・

 

現世は幸いにも目の前の人と、自分の人生をHAPPYに過ごせば良いだけなのだから

「勇気」を持ってみんな幸せになろうではないか。

 

そう思う。

 

でも離婚が必ず悪だとは思わない。

 

ゆうこりんだって離婚してすぐ結婚して幸せにしている。(と思う)

離婚するならするで、いつまでも嘆いていないことが大切だ。

後悔なんてもってのほか。

どんなときも悩まずすぐに決断することが大切だ。

 

離婚だってそれもまた「幸せになる勇気」である。